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ハウスメーカーの積水ハウスは、評価は高いが価格も高い?


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積水ハウスと言えば、誰でも知っている国内トップクラスのハウスメーカーですが、どのような特徴を持っているのかイマイチ分からないという方も多いと思います。

大企業ならではの信頼性は高い評判を得ている一方で・・・評価が低い部分もあると言われると意外に思う方も多いのではないでしょうか?

そこで、一般的な積水ハウスの特徴を良い部分も悪い部分も含めて見ていきたいと思います。

 

大企業の積水ハウスは、評判や評価がとても高い

技術的な信頼感が高い

積水ハウスは国内で一番多くの住宅を販売しているハウスメーカーですが、これは世界的に見ても1位か2位になるレベルの販売戸数と言えます。

また、高いブランド力に見合うだけの開発力と技術力を持っていますので、多彩な構法による多くの商品ラインナップを取り揃えている点でも高い評判を得ています。

木造住宅は当然のことながら、軽量鉄骨での住宅も可能となっていますので様々な要求に応えることができるのも魅力的な部分ではないでしょうか?

 さらに、長期優良住宅や次世代省エネ基準クリアーといった最先端の住宅技術にも即座に対応している上に・・・

現在では、太陽光発電や燃料電池に加えて大容量蓄電池を備えたスマートハウスなども販売済みということでも評価は高いものとなっています。

このように、高い商品開発力は大企業の積水ハウスならではということで評判も評価も良いものとなっているようです。

価格や坪単価の設定が幅広く選びやすい

 普通は、格安ハウスメーカーですと高級住宅はラインナップされていないことが多いですね。

また、高級住宅メーカーの場合はローコストな住宅を揃えていることは少ないのです。

これはメーカーが価格的なイメージを重視しているために起こる現象ですが、積水ハウスは比較的ローコストな商品から高級住宅まで幅広く揃えているのが特徴と言えるでしょう。

それこそ坪単価で言えば、40万円台から90万円台、100万円台まででも対応可能となるでしょう。

収入は低くても積水ハウスのブランドに憧れている人も購入しやすいですし、価格は高くても積水ハウスの安心感と信頼感でしっかりした住宅を建てたいという人にも対応できるのです。

 

積水ハウスは、やはりトップクラスのハウスメーカーという意味で高い評判や評価を得ているのは間違いないことだと思いますね。

 

積水ハウスには、悪い評判や口コミも意外に多い

 積水ハウスは大企業ということで高い信頼性が感じられる反面、悪い評判や良くない口コミが多いのはご存知だったでしょうか?

 特に多いのは、「鉄骨の家はとても寒い」という評判や口コミですね。

積水ハウスは全部の家を次世代省エネ基準対応としていますので寒くないように思えますが・・・

鉄は熱を伝えやすい性質を持っていますから、当然とも言える評判なのではないでしょうか?

 

また、営業マンや社員の対応力や能力についても悪い評判が多いように思えます。

商品の説明ができない社員がいたり、クレームの対応が悪かったりですね。

また、親切な対応をする営業マンがいる反面、誠意が感じられないで契約だけを急がせる営業マンもいるという口コミも多かったです。

やはり、大企業である積水ハウスには多くの社員や営業マンがいるので、能力の差が大きいのかもしれません。

さらに、実際の現場工事は積水ハウス自体が行うのではなくて、子会社だったり下請け会社が引き受けているのも欠陥やクレームが発生する要因なのかもしれません。

工事の品質も担当する業者の腕の差に左右されることになりますので、欠陥と呼べるレベルの工事が行われることも有り得るのでしょう。

とにかく販売数が多いので、欠陥や問題などのトラブルも必然的に多くなっていると思われます。

 

積水ハウスの多彩な商品群

 積水ハウスには数多くの商品ラインナップが用意されているのが特徴ですが・・・

それこそ、平屋から鉄骨4階建てまで可能という多彩さを誇っています。

基本的には、鉄骨構造と木造軸組工法とが選べますが・・・普通の2階建てを選ぶ方は木造を選べば良いと思いますね。

東日本大震災で被害を受けた家を見ていれば分かりますが、最近の耐震基準を満たしている家であれば、木造でも地震の揺れで倒壊することはほとんどないということです。

木造住宅(シャーウッド)の商品ラインナップ

「里楽(りらく)」

「ザ・グラディス」

「緑の家(ゆかりのいえ)」

「エム・グラディス・ステージ」

「グラディス・ヴィラ」

「グラディス・ベルサ」

「パーソナルオーダーメイドシリーズ」

「パーソナルオーダーメイドルーモア」

「パーソナルオーダーメイドいおり」

鉄骨工法(ユニバーサルフレームシステム)の商品ラインナップ

「平屋の季(ひらやのとき)」

「ビー・サイエ」

「イズ・ステージ」

「イズ・オーダー」

「イズ・ロイエ」

「ビーエコルド」

「フィーマ」

鉄骨3・4階建構法(βシステム)の商品ラインナップ

 「ビエナ」

「ベータアティックコレクション」

 

積水ハウスの価格や坪単価は高いのか?

「 積水ハウスの家は価格や坪単価が高いのではないか?」と言われることが多いのですが、これに答えることは凄く難しいと言わざるを得ません。

もともと、家の価格が適正かどうかを決めること自体が難しいことなのですが、積水ハウスのような超大手になるとブランド力も加味されるので・・・

より一層、適正な価格がいくらなのかがわからなくなるのです。

 

これは、「ルイ・ビトン」や「シャネル」の商品が高いのか安いのかで悩むことに似ているかもしれません。

ノーブランドの同品質の商品と比較すると・・・「ルイ・ビトン」や「シャネル」の商品は、ものすごく高い価格が付いていると思えますよね。

しかし、ブランド物を持っているという優越感までもを考えると・・・もしかしたら安い買い物とも言えるのです。

つまり、ハウスメーカーとしての安心感や信頼感も含めて・・・「積水ハウスで建てた!」という満足感を価格に表すのはとても難しいことなのです。

積水ハウスと全く同じ内容の家をタマホームで建てたならば、かなり安い価格になることは確かだと思います。

しかし、欠陥住宅になる確率やアフターサービスの充実度までを含めて考えると・・・積水ハウスとタマホームのどちらと契約するのが正解なのかはわからなくなります。

 

また坪単価に関しても、積水ハウスは見かけ上は高い坪単価になるかと思います。

しかし、タマホームなどの格安ハウスメーカーの場合は・・・

パッと見は安い坪単価になっていることでしょう。

これには理由があって、タマホームの坪単価は安く見えるように考えられて計算されているのです。

いずれにしても、積水ハウスの価格や坪単価というのは安いということは無いと思います。

簡単に言うと、適正な価格と坪単価という感じでしょうか?

 

まとめ

積水ハウスというのは、良くも悪くも大企業なんだということだと思います。

特別に変わった個性的な家も建ててくれないかもしれないですが、ほとんどの人ならば、用意されている多くの商品の中から選ぶだけで満足できる内容となっています。

さらに、創業は1960年ということなので老舗の安心感と大手ハウスメーカーという信頼感もお客は得ることができます。

 

その半面、激安価格の家は積水ハウスでは望めませんし、数多くいる営業マンのどんな人が担当になるのかもわかりません。

営業マンの当たり外れも大きいでしょう。

 

また、積水ハウスで契約するということは・・・

「家を建てる」というよりも、「積水ハウスの商品を買う」というイメージが強く出てしまうのも特徴の1つと言えるでしょう。

この感覚に違和感を覚えない方であれば、積水ハウスというハウスメーカーはとても安心感のあるメーカーだと思います。

 

しかし、個性的でこだわりのある家を建てたい方は・・・

もっと良いハウスメーカーや工務店があるので、じっくりと探してみることをオススメいたしますね!