短い時間で、手早くお湯を沸かすことができる電気ケトルが重宝する季節になりましたね!
種類も多くなってデザイン性も良くなってきた電気ケトルを利用しないのはもったいないと思います。
そこで今回は・・・デザイン性の高い電気ケトルのご紹介(記事の最後の方で)と、気になる電気代と使用上の注意をご紹介いたします!
流行の電気ケトル!電気ポットのとの違い!
電気ケトルの特徴で良く聞かれるのが、「電気ポットと何が違うの?ケトルにする必要なんてないじゃない?」という疑問です。
確かに、お湯を沸かすという事だけを見ると同じなのですが・・・
電気ケトルならではの利点というものがあるのですね。
- 0.5リットル(500ml)なら最短で30秒ほどで沸騰する
- デザイン性の高い商品が多い
- カップ2~3杯分くらいまでならば持ちやすいケトルが使いやすい
- 料理中でIHクッキングヒーターがふさがっていてお湯が欲しい時に便利!
- 電気ポットより小型で場所を取らないし軽い
どうでしょう?
デザイン性という意味では、電気ポットは野暮ったいものが多いですから電気ケトルのメリットとしては大きいと思います。
海外製のものは特にデザインが良いケトルが多いですから、部屋のインテリアに合わせて選択できることも可能です。
電気ケトルの消費電力や電気代が気になる方へ・・・
電気ケトルは電気でお湯を沸かす道具ですから・・・
普段、ガスなどでお湯を沸かしている人が気になるのは、消費電力や電気代ではないでしょうか?
しかし電気ケトルにもいろいろなタイプがあるのですが、消費電力表示の大きい物は沸騰するまでの時間は短いという利点がありますし、容量が大きめのケトルの場合は沸騰までの時間が長いという欠点があります。
ただし、電気とガスでお湯を沸かすコストを純粋に比較すると・・・
ガスでお湯を沸かす方が安くなると思います。
けれども・・・
電気ケトルの多くの製品は、沸騰すると同時に自動的に自動停止して無駄がありません。
しかし、ガスコンロでお湯を沸かすと、うっかりして沸かしすぎになる人が多いことまで考慮すると・・・
電気ケトルの電気代は、ガスコンロでお湯を沸かすガス代と同程度だと思われます。
また、電気ポットと比較しても、電気ポットで多くのお湯を沸かしても保温し続けることで多くの電気代が必要となってもったいないという人が増えてきています。
紅茶やコーヒーの1杯分くらいなら、電気ケトルでその分だけ沸かせば省エネだという考え方が増えてきているのは確かだと思います。
どんな電気ケトルを選べば良いのか?
デザインは人それぞれの好みがありますが、電気ケトルを選ぶ基準としては安全性にこだわっていただきたいと思います。
お湯が沸騰したら自動停止する機能は、ほとんどの電気ケトルが兼ね揃えていますが・・・転倒した時のお湯漏れ防止機能が付いていないものがあります。
特に、小さなお子さんがいらしゃる家庭の場合は火傷の事故を防ぐためにも必須の機能だと思います。
また、容量の選択も重要になってくると思います。
容量が大きければ大きいほど多くのお湯を沸かすことができて便利なのですが、手元で簡単に素早くお湯を沸かすことができるのが電気ケトルのメリットです。
あまりに大きすぎると場所を取って邪魔になりますよ。
コーヒーカップ2杯から3杯程度であれば、0.5リットルから0.8リットルの容量が適していると思います。
電気ケトルの熱湯でのヤケド事故にご注意!
新聞の発表によると、電気ケトルの事故のほとんどはケトルの転倒時に熱湯が漏れることによって発生しているそうです。
さらに、電気ケトルの場合は本体も持った状態で傾けてお湯を注ぎますよね。
しかし電気ポットの場合は、本体はそのままの状態でカップを置いてから注ぎます。
この特性の違いもケトルによるヤケドが多い理由かもしれません。
そして、ケトルは小型で軽いですから、ちょっとしたはずみで倒れてしまう可能性があります。手元で簡単にお湯を沸かせるという手軽さも・・・その一因となっていることは間違いないと思われます。
そして、子供が電気コードに足を引っ掛けた拍子にお湯が溢れることも多いらしいですが・・・
電気ポットは磁石式コンセントプラグを採用している製品が多いですから、仮にコードを引っ掛けたとしても本体が倒れることはありません。
しかし電気ケトルで磁石式プラグを採用している製品はまだまだ少ないというのが現状ですね。
デザイン性の高いオシャレな電気ケトル
morphy richards(モーフィーリチャーズ)のManhattan kettle(マンハッタンケトル)
DRETEC(ドリテック) PO-115BK
一番最初に紹介させていただいている時点でわかっていただけると思いますが・・・
デザイン性では、「 morphy richards(モーフィーリチャーズ)のManhattan kettle(マンハッタンケトル)」が優れていると思います。
イギリス製なのですが、欠点は価格ですね。
国産の電気ケトルが5000円ほどで買えてしまうのに対して、モーフィーリチャーズのマンハッタンケトルは、27000円ほどもしてしまいます。
このあたりは、お財布と相談して決めてみて下さいね!
欧米では電気ケトルの熱湯による事故が少ない理由
おまけの話しですが・・・
欧米では、日本のような電気ケトルのヤケド事故というのはほとんど無いということです。
その理由としては、欧米の水道水はミネラル分が豊富な硬水が一般的なので、お湯をそのまま置いておくとミネラル分が付着して取れなくなってしまうそうです。
ですから・・・欧米では、お湯は必要な時に必要な分だけを沸かして使いきってしまうのが一般的なんだそうですよ。