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ウッドデッキは必要か・・・?「ある条件」を満たせないなら必要ないね!


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新築でマイホームを建てる時に検討される事が多いのが、「ウッドデッキ」ではないでしょうか?

特に、郊外に広い土地を購入した人がウッドデッキを作りたくなる気持ちはわかりますね。

しかし、意外にもウッドデッキを作った人には後悔している人が多いものなのです。

  

ウッドデッキに憧れる人は多いよね。なんで?

http://www.flickr.com/photos/64044925@N00/2903192937

ウッドデッキには、庭とリビングとをつなげて一体感を出せるというメリットがあります。

だからこそ、広い土地で庭を持っている人がウッドデッキに憧れるというのは理にかなっているのですね。

また、住宅雑誌の写真などにもカッコいいウッドデッキが付いている家の写真が多く掲載されていますので・・・

でも、素敵な写真をずーと見ていると憧れちゃうの無理はないですよね。

 

そして、ウッドデッキが必要だと思う人の大半が・・・

「子供をウッドデッキで遊ばせたい」

「ウッドデッキでバーベキューをしたい」

「子供をビニールプールで泳がせる場所として」

・・・なんて考えている人が多いのはご存知でしたか?

 

つまり、子供のためにウッドデッキを作りたいと思う親というのがかなりいるということなのです。

リビングにいる親がウッドデッキで遊んでいる子供を眺める姿・・・というシーンに憧れるのでしょうね。

 

思ったほどには使わない、それがウッドデッキ

http://www.flickr.com/photos/97459313@N08/9951143164

ウッドデッキは、開放感も得られるので素敵なアイテムであることは間違いありません。

しかし、憧ればかり抱くのではなくて、ウッドデッキの使いにくい点やデメリットという面も考えておかないといけないと思うのです。

 

例えば・・・

ウッドデッキでバーベキューをしていたら、洗濯物を干しているお隣さんへ匂いや煙が行ってしまって苦情が来てしまったり。

また、大人数で騒いでいたらやかましくて苦情が来たり。特に夜の場合は苦情が来やすいですね。

 

さらに、ウッドデッキにオシャレなテーブルを置いて優雅なお茶や読書の時間を過ごそうと考えていた人の例ですが・・・

「お隣のリビングから丸見えで恥ずかしくてお茶なんか飲んでいられなかった」とか。

また、「近所の2階の窓からも丸見えで誰に見られているかわからない」とか。

アパートやマンションがあればなおさらですね。

ウッドデッキで、ゆったりと昼寝をしようなんて考えていた人は考え直した方が良いと思います。

 

そして、天然木でウッドデッキを作った人の場合ですと・・・年月とともに木のササクレが出てきて素足で歩くと痛くなってきたという人もいます。

その方は、ちゃんとメンテナンスをしていてもそうなってしまったのです。

そして・・・あまりウッドデッキには出なくなってしまったということです。

 

想像以上に劣化が進むのがウッドデッキ、劣化が嫌なら・・・

http://www.flickr.com/photos/10031363@N00/248168451

当然ですが、屋外で使用するウッドデッキというのは劣化していくものなのです。

それを防ぐためにメンテナンスを施さなければならないのですが・・・

かなり面倒な作業となるため、2回目、3回目となるごとに手抜きになってくるものなのですね。

メンテナンスとしては、毎年か数年毎にニスを塗り替える作業となるのですが晴れた日にしかできないこともあって・・・私ならば億劫になることは間違いありません。

 

そんな面倒くさがりの方の場合は、樹脂木やMウッドと呼ばれる材質でウッドデッキを作るのが良いと思います。

木材を樹脂で加工してあることもあって、劣化も少ないですし、素足でも歩けますね。

メンテナンスもほとんど必要なくて、水道の水で流したり雑巾がけをする程度でオッケーなのです。

ただし、天然木の素朴さを感じることはできませんけどね。

 

ウッドデッキを有効に使うなら「屋根」は必須と考えて!

http://www.flickr.com/photos/29851514@N02/6877149552

ウッドデッキは、雨が降っていたりしたら使えません。

また、真夏の日差しが強い時は・・・熱くて、とても素足でウッドデッキを歩くことはできません。

そして、北陸の富山県のように雪が降る地域の場合は、冬の間も使えないのです。

このように考えると、1年のうちで有効にウッドデッキを使うことができる期間はとても短いものなのです。

 

だからと言って、私はウッドデッキがダメなものだと言いたいわけではないのです。

実は、ウッドデッキは「屋根」を付けることによって素晴らしく使えるものとなるのですね。

 

屋根は、雨や雪はもちろんのこと・・・日差しや視線も遮ってくれる便利ものなのです。

そして・・・

屋根があることによって大幅にウッドデッキの劣化を遅らせることが可能となります。

当然、開放感は少なくなりますが・・・

その欠点を補って余りあるほどの利点があるのです。

 

外国の庭にあるウッドデッキの写真を見ると、屋根など付いていないことが多いのですが・・・

気候が違うことを念頭に置いておかなければなりません。

高温多湿の日本の小さな庭の場合は、屋根があると便利なのですよ!

 

 まとめ

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ここでよく考えていただきたいのが・・・

現在の日本の一般住宅で、広い庭とウッドデッキを持つというのは・・・

とても贅沢な家なんだという事です。

オーバーに表現すると、ウッドデッキなどなくても暮らせていける無駄な物とも言えるのですね。

逆に言うと、無駄な物だから贅沢に感じてしまうという一面もあるのです。

 

これから家を建てる人は、「本当にウッドデッキが必要なのか?」ということを真剣に考えてみた方が良いと思いますよ。

安い物ではないですしね。

メンテナンスの手間も必要です。

 

外国のような広ーーーい庭なら問題が起きないかもしれないですが・・・

日本の狭い庭の場合だと、ご近所の迷惑になるということもあるので使いにくいですし。

 

しかし、どうしてもウッドデッキが欲しいという方は・・・

ぜひ、屋根を付ける事を検討してみると良いでしょう。

もしウッドデッキを使わなくなっても、洗濯物を干せたりして役に立ちますしね!