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マイホーム、後から「しまった!」とならないためにしておくべき事・・・建築現場の写真は自分で撮るべき!


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マイホームを建てていて嫌なのが、建ててから発覚する欠陥や施工不良問題ではないでしょうか?

しかし、素人にでもハッキリとわかるようなレベルの欠陥問題であれば、ハウスメーカーなどへのクレームも言い出しやすいですし対応も取ってもらえる可能性が高いものです。

ところが、最近の家では致命的な欠陥というものはなかなか出てこないようになってきています。

それとは逆に、「断熱材が入っていない部分があった」とか「金具のつけ忘れ」という些細な不具合は無くならないものなのです。

 

欠陥や不具合などの問題は必ずあるものだという認識を持つべき

最初にも述べましたが、最近のハウスメーカーや工務店が建てる家に致命的な欠陥というものは出にくくなってきました。

しかし、職人がミスをすることは無くなることはないのです。

些細なミスが、建物の寿命を縮めたりすることも有り得るのですから見過ごせないですよね。

 

パソコンソフトが進歩したおかげで、設計図のレベルでの欠陥というものもほとんど無くなってきましたが・・・・

現場での失敗や欠陥というものはあるのです。

なぜなら、期間が決められて仕事をしている職人や大工は、自分の失敗を隠すという行動を取ってしまうものだからですね。

 

どんなにハウスメーカーの営業マンが「大丈夫です」と説明したとしても・・・

時間に追われている職人は、自分の失敗が表面化しないようにするものなのです。

 

そういうことで、施主であるあなたは・・・「自分の家には欠陥や不具合が起きてしまう事があるのだ。」という認識を持っておくことが大切なのです。

 

 表面で見える部分は必ず完璧に仕上げてある。不具合は隠されてしまう部分にある

実際に建築現場で工事を行なっているのは、大工さんや職人さんなわけですね。

大多数の職人さん達は真面目で一生懸命に現場で働いているのですが・・・

中には質の劣る職人さんがいるのも事実なのです。

ところが、質が悪いというのは、腕が悪いという意味だけではないのです。

 

腕前というよりも、性格というか・・・「あとで問題にならない部分だから・・・」とか「どうせ見えない部分だから・・・」と考えている人がいるものなのです。

このような人が工事現場にいた場合は、石膏ボードで隠れてしまう部分が雑に仕上げてあったり、増し締めし忘れたボルトがあっても・・・

工期の期日が迫っていると、いちいち石膏ボードを剥がして確認したりという事を省くわけです。

 

工事現場の写真を自分で撮ることには、2つの意味合いがある 

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後の欠陥を防ぐために私が推奨したいのが・・・「工事現場の建築途中の写真を施主自ら大量に撮っておく」という行動です。

いろいろな部分をいろいろな角度から撮っておくべきです。

少し怖いかもしれないですが、足場にも登って屋根の写真なども撮っておくと良いでしょう。

 

施主の中には、完成したマイホームを新しいうちに写真に残しておく人は多いのですが、工事途中の現場の写真は数枚しか撮らないという方が多いのですね。

もしくは、営業マンに頼んで撮っておいてもらうという感じです。

 

しかし、これでは欠陥や不具合を防ぐという意味では・・・効果が少ないのです。

私が工事途中の写真を大量に撮るべきだという理由には・・・

  • 施主が写真で残していると思うと職人は手を抜くことがしずらい
  • 隠れてしまう部分でも写真に残しておけば、後から確認することができる
  • 営業マンに任せても綺麗な部分しか撮らないことが多い
  • 石膏ボードを貼ってからの写真しか撮らない人が多い

営業マンはお客の味方になるとは限らないのです。

自社にとって都合が悪くなるところなんて撮ってくれないでしょう、考えてみればわかることです。

 

大切なのは、あとで隠れてしまう部分なのです。

この部分を、施主自ら写真に残しておくべきなのです。

 

 まとめ

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 私が現場の写真を撮る事を勧めるのは、何も、欠陥や問題を防ぐためだけではありません。

毎日少しずつ出来上がっていくマイホームを見に行くのはとても楽しい事ですし、それを写真として記録に残しておくのも後の良い思い出となるものです。

 

また、現場に足を運ぶ時に・・・

職人さんや大工さんにお茶やお菓子を差し入れしたりしたならば、仲良くなったりもできますしね。

 

職人さんたちも人間なのです。

工事現場に顔も出さないような、どこの誰だかもわからない施主の家を一生懸命に建てようという気持ちにはなりにくいと思いませんか?

しかし、差し入れなどをしてくれて顔や名前を覚えてくれる施主の家だったならば・・・

人情的にも手抜きなどしたくなくなったりするものです。

 

なにも、「欠陥を防ぐ」という打算的なメリットだけが写真を撮る理由ではないということです。

現場に足を運ぶことによって、より自分の家に愛着がわいたり、新たに学ぶことも多いということなのです。